映画の歴史

映画の夜明け



1895年12月1日にリュミエール兄弟(オーギュストとルイ)により「シネマトグラフ」が発明されました。

1895年12月28日、この日に、リュミエール兄弟は「シネマトグラフ」をパリのキャプシーヌ通りのカフェで一般に有料公開したのです。

後日、走行列車を上映したところ、あまりの迫力に観客が劇場から逃げ出したというエピソードがあったそうです。

この日、12月1日を映画誕生の日とされています。





またリュミエール兄弟の「シネマトグラフ」以前、リュミエール兄弟は「シネマトグラフ」18??年にエジソンとディクソンによって「キネトスコープ」を発明されました。

「キネトスコープ」とは、のぞき窓から見るもので、映画のように大勢で見るものでなく、1人で見るもので、時間もほとんど20秒程度のものでした。


1893年のシカゴ万博博覧会で「キネトスコープ」が発表された。

「キネトスコープ」は動く写真ですから、このときに「キネトグラフ」というカメラも作られました。



※このとき使われたフイルムはコダックの創設者ジョージ・イーストマンが作った35_セルロイドフィルムが使われたのです。※



1894年になると、「キネトスコープ」はコインを入れて見れるように作られたので、人の集まるパーラーなどに置かれて人気を呼んだ。

ニューヨークのブロードウエイに最初に出来たキネトスコープのパーラーは連日行列が絶えなかったほど人気になったそうです。

このときディクソンの作った「くしゃみの記録」が上映されました。




リュミエール兄弟の「シネマトグラフ」は

日常生活や風景を題材に作られていたので、

一度に多くの人に感動を与えることが出来たことが、 広く世間に受け入れられたのでしょう。

それが現在まで連綿と続いているのです。

これからの時代は、インターネットで1人で映画を見ることが益々増えて来ることでしょう。

それはエジソンが発明した「キネトスコープ」の時代がまた来るのかもしれません。

その時代、その時代、人々の思考は変わるものです。

これからの映画はどの様に大衆に支持されるのか、楽しみですね!!






青春 トップページへ |団塊の世代へ


関連記事
★画像処理
★残像現象

キネトスコープは1秒間に 16枚を撮影して画像処理をしていました。

しかし音の入ったトーキーの時代には1秒に24枚の画像になりました。

24枚が世界共通です。

これは人間の持つ残像現象は1秒間に50〜60の画像だとチラツキを感じなくなるのです。

この残像現象を使い映画は1枚について3回のチラツキをみせているのです。

テレビなどは60回のちらつきで画像を見せています。



Copyright(c) 2006 office - Noda All Rights Reserved