坂本 九 夢で逢いましょう
私がちょうど中学に入った頃に始まった番組だと記憶しているのですが。
兎に角、その時間が来るのが楽しみで、今日は九ちゃん出てくるのかどうかワクワクしてみていました。
今考えると、番組表を見てチェックしておけば良いものを、その頃は頭が回りませんでした。
今と違ってTVガイドがないので、新聞の番組欄に載っていなければ分かりませんね。
しかし、この番組はおしゃれでしたね、
番組のテーマが流れると、ちょっとお姉さんの「中島弘子」さんが首を斜めに曲げて,
「今晩は、中島弘子です」と言う、あいさつから始まるのです。
中島弘子さんは芸能人ではなくて本職は服飾デザイナー。
内容は歌ありコントありダンスありのバラエティー番組、
それが何とも「大人の世界」を感じて、おしゃれな番組だと感じたのでしょね。
それもそのはずで、作者はあの永六輔さんでこの番組を持つ前に日本テレビの伝説のショー番組、草笛光子さんの
「光子の窓」を担当していたのです。
そのノウハウを活かして「夢で逢いましょう」を書いているのですから素晴らしいものが出来たのもうなずけますね。
色々なコーナーがありました。
渥美清さんがE・Hエリックさんに言った「変な外人」や「じょうぶで長持ち」などの流行語も出ました。
E・Hエリックさんは岡田真澄さんのお兄さんで外人タレントのはしりでしたね、その当時外人さんがおかしな
アクセントで日本語を話すのがとてもおかしかったですね。谷幹一との絡みも面白かった。
それとプロレスのユセフトルコさんとミスター珍さんの2人には毎回驚かされました。
三木のり平さんと渥美清さんの笑いは粋でしたね。
渥美清さんは寅さんとは全く違う品の良い笑いでした。
黒柳徹子さんの「朗読コーナー」それに坂本スミ子さんとアイ・ジョージさんの歌。
「今月の歌」の、中村八大さんの曲と永六輔さんの詩による良い歌がまた凄かったですね
レコード大賞を取った、梓みちよさんの「こんにちは赤ちゃん」、ジェリー藤尾さんの「遠くへいきたい」、
真打は世界の歌、坂本九さんの「上を向いて歩こう」などヒット曲が生まれました。
それと梓みちよさんと田辺靖雄さんのデュエット、良い感じでした。
てっきり2人は結婚するのものと思っていました。
余談ですが。
田辺さんが九重佑三子さんと結婚なさったのには驚きました。
更に坂本九さんが柏木由紀子さんと結婚されたのにはもうもう驚きでした。
あんな綺麗な人を・・うらやましい。
「夢で逢いましょう」で思い出せるのはこんなところです。
放送開始:昭和36年4月8日から終了:昭和41年4月8日まで。
放送時間は火曜日午後22時から22時30分後に、土曜日22時15分から22時45分に移行する。
演出:末守憲彦
作者:永六輔
司会:中島弘子
出演者:三木のり平、渥美清、E・Hエリック、黒柳徹子、藤村有弘、坂本九、田辺靖雄
:九重佑三子、坂本スミ子他。
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