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人類の移動
ここではアフリカを出て各地域に移動していった人類の足跡をお話します。
歴史では一瞬の出来事も年代を辿っていくとはるかな時間を費やしていることに
驚きを感じます。
地球誕生以来人類が登場してきたのは、まだほんの一瞬の出来事なんですね。
また更に人類の誕生と比べて人間の寿命はなんなのでしょうか?
われわれの祖先(ホモサピエンス)は20万年前に東アフリカ大地溝帯付近で一人の女性(ミトコンドリア・イヴ)から誕生したことが判明したことにより、
180万年前にアフリカから出てヨーロッパやアジアに進出していった原人は100万年前頃に絶滅したことになる。
20万年前にアフリカで誕生した人類は、6万年〜5万年前にアジア地域に、4万年前にヨーロッパ地域に、広がっていったのです。
注:
4万年前頃に出現したクロマニヨン人はヨーロッパ人の祖先とされています。
クロマニヨン人は石器を使うようになり、行動範囲が大幅に広がっていった。
ネアンデルタール人が活動していたのは15万年〜4万年前頃の期間であったが、
環境に適応できずに絶滅したとされています。
ヨーロッパや中近東付近に住んでいたが、現人類の祖先ではないとされています。
(ネアンデルタール人の化石は1856年にドイツのネアンデル谷の洞窟で発見された。)
そして3万年前頃にシベリアへ。
180万年頃(第4紀)は氷河期で暖の時代と氷の時代を10万年ごとに繰り返していたのです。
11万5000年前から最後の氷河期が始まり、終息したのが1万3000年前頃とされています。
人類はこの期間に進化し、道具を作り出したのです。
しかし1万1000年頃に突然寒冷期が起き人類の食料であった哺乳類が減り始め、
人類は平原から穀物のある森に移動したのです。
1万2000年前頃にはアメリカ大陸へ。
その後、1000年かけて南アメリカに人類はたどり着いたのです。
1万2000年前頃にユーフラテス川沿いに村落の遺跡が見つかり、
9500年前には西アジア地域に農耕が始まったのです。
農耕の発達により5000年前頃から各地域に文明が起こったのです。
(NHK はるかな旅)を参考にしています。
ありがとうございます。
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