サトウハチロー
お知らせ
サトウハチローさんとご家族の話しがテレビドラマとして放映されていましたが、
残念なことですが、3月21日で終了してしまいました。
唐沢さんの演技良かったですね。
ここでサトウハチローさんを取り上げたのは、
サトウハチローさんの生きざまを知ることで、皆さんが何か「気づき」があればと思い、
ここに掲載しました。
よろしくお願いします。
私はサトウハチローさんが
NHKの番組に出ていた頃を記憶しています。
独特の風貌、ゆっくりした語り口、
丁寧な言葉使い、おっとりとお話をする、優しくて、とても大柄な人だという印象があります。
背が高かったかは確かではありませんが。
肩幅のあるがっしりした人だったように記憶しています。
1903年(明治36年)5月23日
東京市牛込区(現在新宿区)市谷薬王寺前町に生まれる。
父は作家の佐藤紅緑で作家の佐藤愛子さんは異母妹。
ハチローさんは転校8回、落第3回、勘当されること17回もあったそうです。
ハチローさんのお父さんの佐藤紅緑は家庭を返りみない人で、三笠万里子さんという女優さんと同棲生活を送ったのです。
その影響があったのだと思いますが、ハチローさんは横道にそれてしまったのです。
そして感化院に入ります、そこでお父様のお弟子さんの福士幸次郎さんと出会い、福士さんの紹介で西条八十のお弟子さんになれたのです。
1919年(大正8年)
16歳の時に西条八十に弟子入り
1921年(大正10年)
童謡を発表する
1926年(大正15年)
「爪色の雨」を処女詩集を出版する。
1929年(昭和4年)
この頃から映画主題歌などを書き始める。
1931年 (昭和6年6月)
「スピード・ホイ」(トーキー主題歌)
松竹トーキー映画「マダムと女房」
テイチクレコード
作曲:島田晴誉
作詞:サトウ・ハチロー
歌手:淡谷のり子
1934年(昭和9年2月)
「おもちゃの唄」(朝日新聞夕刊連載漫画より)
作:麻生豊
テイチクレコード
編曲:紙 恭輔
作詞:サトウ・ハチロー
歌手:藤原鎌足、堤真佐子
1935年(昭和10年6月)
「二人は若い」
テイチクレコード
作曲:古賀政男
作詞:玉川映二(サトウ・ハチローさんのペンネーム)
歌手:ディック・ミネ、星 玲子
1936年(昭和11年12月)
「ああそれなのに」
テイチクレコード
作曲:古賀政男
作詞:星野貞志(サトウ・ハチローさんのペンネーム)
歌手:美ち奴
1936年(昭和11年12月)
「エノケンの南京豆売り」
テイチクレコード
編曲:長津義司
作詞:サトウ・ハチロー
1937年(昭和12年)
東京都文京区弥生に没する(S48年)まで住む
1945年(S20年)「リンゴの唄」を書く。
戦後最初の映画作品として主演の並木路子さんが歌って大ヒットになる。
1949年(S24年)
「長崎の鐘」を発表。
作曲:古関裕而さんで1950年松竹で映画化される。
主演:若原雅夫・月丘夢路・津島恵子。
1951年(S26年)
NHKラジオドラマ「ジロリンタン物語」で一世を風靡した。
中村メイコさんが異常な人気を博す。
1955年(昭和30年)
NHK放送記念祭で童謡「ちいさい秋みつけた」発表する。
1957年(昭和32年)
詩・童謡の月刊誌「木曜手帳」を創刊する。
1959(S34年)年7月17日
東京福の会が発足。会長に就任する。
野上彰さんたちと毎週木曜日にハチローさんの家で活動する。
1961年(昭和36年)
詩集「おかあさん」を出版する。
【読物-小説】詩集 おかあさん/1巻/サトウハチロー/講談社/講談社文庫/文庫
1962年(昭和37年)
ボニージャックスが歌った「ちいさい秋みつけた」は日本レコード大賞童謡賞を受賞する。
作曲中田喜直:大正12年8月1日生まれ、平成12年5月3日没
1967年(昭和42年)
日本作詞家協会会長に就任する。
1968年(昭和43年)
「悲しくてやりきれない」を作詞する。
作曲は加藤和彦さんです。
1973年(昭和48年)11月13日
永眠する
サトウハチローさんと中田喜直さんのコンビは昭和20年代から30年代にかけて
数多くの歌を作った。
●サトウハチローさんの数々の遺品や作品等が紹介されている記念館です。
ハチローさんを知るには一度見ておくことが必要かもしれませんね。
サトウハチロー記念館
●サトウハチローさんのテレビ放映が終わってしまいました。
サトウハチローとその家族が織り成す波乱万丈の物語
ハチロー 母の詩・父の詩
このドラマはハチローさんの異母妹の佐藤愛子さんの原作「血脈」から作られていました。
【読物-小説】血脈/全3巻 重版/佐藤愛子/文藝春秋/四六
またアンコール放送を楽しみにしています。
放映されるかは分かっていません。
サトウハチローさんの心温まる詩集が出版されています。
ちょっと覗いてみてください。
【読物-小説】詩集 おかあさん/1巻/サトウハチロー/講談社/講談社文庫/文庫
●サトウハチローさんの詩集
「ああプラニタン無理もない」
「お月さんと坊や」
「かぜさんだった」
「かわいいかくれんぼ」
「きちきちはうた」
「さわると秋がさびしがる」
「シャベルでホイ」
「スカンク カンク プウ」
「どっこいしょどっこいしょ」
「とんとん友だち」
「ベこの子うしの子」
「もんしろ蝶々のゆうびんやさん」
「夕方のお母さん」
「わらいかわせみに話するな」
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★2000年1月4日★
★開運!なんでも鑑定団★
TV TOKYO 放映
元巨人の江川氏が作新学院のエースで
甲子園へ出場し時です。
豪雨の中で満塁押し出し
の四球を出し敗退した際、
その試合にいたく感動した
サトウハチローさんが江川氏に書いた
詩の直筆原稿(3枚)が江川氏より出品され。
その詩の評価額が
400、000円の評価がついたのです。
通常は一枚3万から5万円なのだそうです。
凄い評価ですね。
さすがハチローさんですね!!
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映画「二人は若い」
製作新興キネマ
1931年1月7日 大阪朝日座
監督:久松静児
配役:
笠井謹作ー河津清三郎
その妻多慶子ー高津慶子
謹作の父・団平ー大井正夫
謹作の母・おせいー田中筆子
謹作の弟ー上田実
弟の恋人ー古川登美
「ああそれなのに」
作詞:サトウ・ハチロー
空にや 今日も アドバルーン
さぞかし 会社で 今頃は
おいそがしいと 思うたに
ああそれなもに それなのに
ねえ おこるのは おこるのは
あたりまえ でしょう
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